耐震診断

建物の耐震状況を調べます

1995年に発生した阪神・淡路大震災では、多くの建築物が倒壊し大変な被害がありました。その後の耐震偽装問題。耐震に対する信頼性への要求がますます高まっています。
私達は非破壊検査会社としての視点から耐震診断のお手伝いを行っています。非破壊検査の技術を用い、内部の目に見えないきずまで探し出します。

診断項目

部材寸法測定

構造体に使われている部材寸法を測定します。ボルトのサイズはもちろんの事、隅肉サイズや鉄骨種別まで記録します。設計図書と比較できるような形で報告書にいたします。

超音波探傷検査

構造体に使用さている溶接継手を判断するために超音波探傷検査を行います。同時に外観検査を行い判断材料を増やします。

発錆状況調査

主要部材に発生した錆の状況を調査いたします。

コンクリート調査

配筋状況及びコンクリート強度を調査します。項目は、「コンクリート躯体劣化診断」に準じます。

手法

目視調査


目視による調査です。スケッチ,写真等により記録を行います。

寸法測定


スケール,ノギス,板厚計等を用い対象物の寸法を測定します。

超音波探傷試験


超音波を対象物に入射し、反射エコーからきずの程度を調べます。また、反射エコーの状況から、溶接継手を判断します。